鍼灸師 松岡 幸
資格
・はり師、きゅう師
・あん摩マッサージ師
・介護予防運動指導員
経歴
2003年:法政大学 法学部 卒業
2021年:東洋鍼灸専門学校 鍼灸あん摩マッサージ科 卒業
2021年:介護予防運動指導員 取得
2022年1月~:医療法人仁寿会 東洋院鍼灸センター 勤務
患者様からのよくあるご質問にお応えします
鍼治療は、痛いのでは?
鍼治療に使用する鍼の直径は、髪の毛程度です。またその先端は、痛みが感じにくいつくりになっています。トントンと軽く叩くように刺し入れていきますので、無痛か、ほとんど痛みを感じないまま、治療を終えていただけます。
少なくとも、「痛いから次は受けない」という方はいらっしゃいません。
鍼治療の後、傷跡が残ることはありませんか?
稀に皮下出血を起こすことがありますが、1~2週間程度で消失します。穴が残るということもありません。
鍼治療で感染することはないのですか?
鍼治療に使用する鍼は、使い捨てのものです。また、鍼灸師自身も、感染予防の知識をしっかりと学んでおり、実践しております。感染の心配はありません。
安心して治療を受けてください。
鍼は滅菌したものを使っているのですか?
はい。当院では、完全滅菌済の使い捨て鍼を使用しております。
鍼灸治療は、どんな病気・症状に効くものですか?
まず、国内の現状として、腰痛、膝関節痛、頸肩腕症候群などに対して行われるケースが多くなっています。
ただ、本来鍼灸治療は内科疾患を含む多くの病気・症状に対して用いられてきたものです。実際に、WHO(世界保健機関)は、運動器疾患や慢性疼痛だけでなく、尿失禁、メニエール病、便秘などを含む49の幅広い病気・症状に鍼治療の適応を認めています。加えて、わが国の鍼灸治療の教科書では、頭痛、顔面麻痺、鼻汁、めまい、脱毛、下痢・便秘、食欲不振、肩こり、眼精疲労、生理痛、疲労・倦怠、勃起不全、冷え・のぼせ、排尿障害など39の病気・症状が適応として挙げられています。
当院でも、鍼灸治療本来の適応・効果を十分に活用し、上記したものを含め幅広い病気・症状に対応しております。
西洋薬との併用にリスクはないのですか?
鍼灸治療は、西洋薬の作用を阻害したり、悪影響を与えたりといったことはほとんどありません。もちろん、医師・鍼灸師もそういった知識を正しく修得しておりますので、ご安心ください。
もしご不安なことがあれば、お気軽にお尋ねください。
月経期間中、鍼灸治療は受けられますか?
月経期間も、鍼灸治療は安全に受けていただけます。
ただし、月経期間であるかどうかにかかわらず、体調が優れない場合にはお申し出ください。
鍼灸治療の後、スポーツをしても構いませんか?
鍼灸治療の後は、血行が良くなっています。その状態で運動をすると疲労を感じやすくなります。また、痛みが軽減したために思わず激しく動いてしまい、症状がぶり返すことも懸念されます。
当日中の運動は、できるだけ避けてください。
鍼灸治療の後、お風呂に浸かっても構いませんか?
はい。身体をあたためることで、効果の高まりが期待できます。
ただ、鍼灸治療を受けていない場合もそうであるように、長く浸かるほど良いというものでもありません。また、鍼灸治療の後は、一時的に疲労感が生じることもありますので、そのような場合には、お風呂には浸からず、シャワーだけに留めておく方が良いでしょう。入浴は、翌日以降にしましょう。