2003年に点滴製剤として初めて生物学的製剤(bDMARDs)が登場したときは、その劇的な関節炎に対する効果に驚愕したものでした。
その後年々治療薬の種類は増加し、2024年2月現在は左図のようになっており、皮下注射製剤が主流になっています。
分類としては、TNFというサイトカインを阻害する抗TNF薬とIL-6というサイトカインを阻害する抗IL-6薬、そしてT細胞抑制薬になります。
このような多種類の製剤の中から、それそれの患者さんに最適のものを選択することになりますが、うまくいけば関節リウマチの関節炎を寛解に持っていける可能性があります。
2024.02.24